在宅WEBデザイナー(ウェブデザイナー)に憧れる方も多いですが、「本当に在宅で働けるのかな?」と不安に思うこともあるでしょう。
在宅ワークには、自由な働き方というメリットがある一方で、「想像以上に大変だった…」 という声も少なくありません。
この記事では、フリーランスのWEBデザイナーが、在宅で働くにはどのような難しさがあるのか?」 を詳しく解説し、その対策方法についてもご紹介します。
在宅WEBデザイナーの難しいポイント6つ

在宅でWebデザイナーとして働くことには多くのメリットがありますが、実際にはさまざまな課題が伴います。
ここでは、フリーランスのWEBデザイナーがが直面する「在宅で働く難しさ」を6つ紹介し、WEBデザイナー歴15年以上の私が、過去にどう乗り越えたかもご紹介します。
6つの難しいポイント
- 案件がなかなか取れない(フリーランスの最初)
- 時間の管理が難しい(納期やプライベート)
- クライアントとのやり取りが難しい(すべてオンライン)
- 学び続けるのが難しい
- メンタルのコントロールが難しい
- 作業環境を整えるのにコストがかかる

1. 案件がなかなか取れない(フリーランスの最初)

在宅ワークで最も大きな課題の一つが「案件を取るのが難しい」ことです。
- 実績がないと、営業メールを送っても返信がない
- クラウドワークスやランサーズでは競争が激しい
- 最初は単価が低い案件しかない

私も最初は、案件の数も少なく、収入が安定しませんでした。
でも、デザインスキルが上がれば、絶対に仕事は増えます!
クラウドソーシングのコンペや、練習用の架空のサイトなどで、とにかくいいデザインを作ることが一番の近道です。
そして、チャンスは絶対に逃がさないこと!
依頼してもらうことができたら、120%の力でデザインを作りましょう!
継続して依頼してもらうことが、大切です。
2~3社の取引先ができると、収入も安定します。
2. 時間の管理が難しい(納期やプライベート)


会社員とは異なり、在宅WEBデザイナーはスケジュールをすべて自分で管理しなければなりません。
- 納期に間に合わない
- 自宅だと、ダラダラしてしまいがち
- 仕事とプライベートの境目が曖昧になりがち



最初のうちは、自己管理が難しく感じるかもしれませんが、案件をこなすうちに慣れます。
スケジュールは、慣れるまでは、詰め込みすぎないこと。
また、週末は作業スケジュールに入れないことが大事です。
週末は、プライベートな時間を確保することも大事です。
あらかじめ、週末を作業スケジュールに入れてしまうと、どうしても納期に間に合わない時に、週末で調整することができなくなります。
タスク管理ツール(TrelloやNotion)を活用し、1日のスケジュールを管理するのもおすすめです。
3. クライアントとのやり取りが難しい(すべてオンライン)


在宅Webデザイナーは、クライアントと対面で話す機会がほとんどありません。
メールやチャットのコミュニケーション能力が、必要になります。
- 伝えたいことが、うまく伝わらない
- やりとりが増えると時間がかかる



メールやチャットは、わかりやすい内容になっているか確認することがとても大事です。
私は、短いチャットでも、必ずテキストツールに書き出し、何度も確認してから送信しています。
また、わからないことは素直に質問しましょう。
わからないまま進めるのは、絶対にNGです。
4. 学び続けるのが難しい


Webデザインの分野は常に進化しており、学び続ける必要があります。
- 新しいデザインツールが登場
- デザインのトレンドをキャッチしないと時代遅れになる
- コーディングやCMS、SEOは、常に変化している



進化やトレンドが早い業界ではありますが、全てを完璧に勉強するのは無理です!
私は毎日、SNSやブログをチェックしていますが、サラっと見る程度。
コーディングなら「こういうCSSがトレンドなのか~」くらいに覚えておき、次の案件で必要に応じて、トレンドを取り入れています。
デザインは参考サイトを集めるときに、おのずと「今はこういうサイトが多いから、これがトレンドだな」とわかるようになります。
自分の対応する業務にもよりますが、日々、広く浅く情報をインプットして、必要な時に、深堀りして調べるので十分だと思います。


5. メンタルのコントロールが難しい


毎日家で作業をしていると、思った以上に孤独を感じることがあります。
- 気軽に相談できる同僚がいない
- 行き詰った時に、助けてくれる人がいない
- ずっと1人で作業をしていると、モチベーションが下がる
- 寂しい



これは、結構、キツいです。
私も、メンタルで体調を崩したことがあります。
こればっかりは、自分に合った対処法を見つけるしかありません。
・WEBデザイナーの友達を作って、助け合う
・リフレッシュする時間を作る
・オンラインで繋がるコミュニティを見つける
大切なのは、拗らせないこと。
WEBデザイナーに限らず、メンタルの病気になると大変です。
病気になる前に、自分に合った対策を見つけて、上手にコントロールしましょう。
6. 作業環境を整えるのにコストがかかる


会社員であれば、会社がパソコンやソフトを用意してくれますが、フリーランスの在宅Webデザイナーは、すべて自分で購入する必要があります。
- 高性能なパソコンが必要
- ソフト(Adobeなど)や、写真素材などのコストがかかる
- デスク周りや、さまざまな備品も自分で用意しなくてはいけない
- ネット環境も必要



新しいパソコンを買う必要がある人は、最初の負担が大きいかもしれません。
最初は、最低限の機材でスタートしましょう。
特にパソコンは、大きな出費になるので、慎重な検討が必要です。
とはいえ、安すぎるパソコンで、作業効率が落ちるのはNG!
しっかり調べて、予算と作業に適したパソコンを選びましょう。
※後日、WEBデザイナーに適したパソコンの記事を書きますね。
出費もありますが、フリーランス(個人事業主)の場合は、経費になります。


では、在宅WEBデザイナーとして成功するには?


ここまで「在宅Webデザイナーの難しさ」について解説しましたが、対策をしっかり行えば乗り越えられます。
在宅で働くことは難しいこともありますが、自分のスキルを磨き、継続して案件が獲得できれば、自由な働き方を実現しながら安定した収益を得ることができます。
まとめ:在宅WEBデザイナーは難しいこともあるが、対策すれば成功できる!


在宅WEBデザイナーは自由度の高い働き方ですが、難しいと感じる部分 があるのは事実です。
- 案件がなかなか取れない(フリーランスの最初)
- 時間の管理が難しい(納期やプライベート)
- クライアントとのやり取りが難しい(すべてオンライン)
- 学び続けるのが難しい
- メンタルのコントロールが難しい
- 作業環境を整えるのにコストがかかる
しかし、適切な準備をして、スキル・環境・案件の獲得方法 をクリアできれば、しっかりと成功することが可能です。
スクールを検討している人は、難しいと感じるポイント、不安に思うことを、無料カウンセリングで相談することもできます。
在宅でWEBデザインを仕事にできそうか、まずは相談してみることをおすすめします。

