「WEBデザインの本」を検索すると、たくさんの本がありすぎて、何を読めばいいのか迷いますよね。
本によって「デザインのこと」「コーディングのこと」「デザインツールのこと」と、内容はさまざま。
これからWEBデザイナーを目指す初心者さんの「どれから読めばいいの?」という疑問にお答えします!

私は独学で勉強したときに、本選びで失敗しています。
「Photoshopの使い方」の本ばかり読んでいました。
そのため、デザインの力が全くつかずに、何をしていいかわからず、独学を挫折しました。
苦い思い出です…


独学で「WEBデザインの本」を選ぶときのポイント


最初は「全体を広く理解できる本」から読むのが、おすすめ!
最初に全体像をつかんでおくことで、その後に学ぶ内容がスムーズに頭に入ってきやすくなります。
そのうえで、「気になるジャンル」や「もっと深く学びたい分野」に特化した本を選ぶのが効率的です。
WEBデザインの「技術系の本」を選ぶ際に、気をつけたいのが「情報の古さ」。
PhotoshopやHTML/CSSなどのツール・技術に関する本は、できるだけ新しく発売されたものを選ぶようにしましょう。
技術はどんどん進化しているので、古い本だと内容が現状と合わないこともあります。
できれば出版年をチェックし、2〜3年以内に出た本や、改訂版を選ぶと安心です。
現役デザイナーが選ぶ!WEBデザイン独学におすすめの本5選+1冊


1. 「デザインの基本」を学べる本


ノンデザイナーズ・デザインブック
すべてのデザインの土台となる考え方が学べる超定番本。
デザインの4原則をしっかり学べる本です。
非デザイナーでも「なぜこのデザインがいいのか」が視覚的に理解できる構成。
「近接・整列・反復・対比」の4つの原則を学ぶことで、デザインの基本的な考え方が身につきます。



実はこの本、1998年にアメリカで発売された本なんです!
改訂されながら、2025年の今でも売れ続けている「デザインの教科書」です。
ノンデザイナーズ・デザインブックの 日本版の公式noteでは、有名デザイナーさんの記事が、無料で読むことができます!
2. フォントについて学べる本



フォントは、デザイン中で大きな役割を持ちます。
同じ文字でも、フォントによって与える印象が変わるので、フォントの基本的な知識は大切です。
3. デザイン(基本+実践)を学べる本


1冊ですべて身につくWeb & グラフィック デザイン入門講座
WebクリエイターボックスのManaさんによる書籍。
デザインの基本から、Webとグラフィック両方の視点で学べて、実務に活かせるポイントが豊富な本です。



著者のManaさんは、ずっとX(旧Twitter)で情報発信をされているWEBデザイン業界の超有名なお方です。
↓
https://x.com/chibimana
いつも貴重な情報を発信してくださっていて、私も長年フォローさせていただいてます。(Manaさんがカナダ時代からずっと)
4. コーディングが学べる本



2019年に発売されて、2024年に改訂版として[第2版]が発売されています。
新しい[第2版]を買いましょう!


5. バナーデザインが学べる本
思わずクリックしたくなる バナーデザインのきほん
Xでも有名なカトウヒカルさんの著書。
バナーに特化したデザインの本です。
バナーデザインの基本ルール、クリックを誘うレイアウトや配色など、実例を交えながら学べので、読みやすいです。



バナーに特化したデザイン本は、少ないので貴重な1冊。
カトウヒカルさんは、Xでもバナーデザインについて、深く発信してくださっているので、とても勉強になります。
Xの発信の中でも、特に【デザインレビュー&ブラッシュアップ】は、バナーデザインを基礎からしっかり学ぶのに、ぴったりです。
番外編:デザイン+αを学べる本



WEBデザインより、印刷業界の話が多めの本なのですが、デザインの基本の話も多くて、勉強になります。
クライアントの話など「よくあるつまずき」の話が多く、デザイン業界の仕事をイメージしやすい内容でした。
イラストや図解が多くて、読みやすいので、初心者の方も頭に入りやすいと思います。
まとめ:迷ったら「読めそうな1冊」からはじめてみよう!


どれも、WEBデザイン初心者に、最初に読んでほしい本を選びました。
「これなら読めそう」と思える1冊を手にとって、まずは小さな一歩を踏み出してみましょう。
そして、本を読むだけでなく、実際にデザインしてみたり、コードを書いてみたり、手を動かすこともチャンレンジしてみてください。

