WEBデザイナーの転職活動中に「WEBデザイン、未経験OK!」という求人を見つけても、応募するのは待ってください!!
未経験の人にとって、このような求人はとても魅力的です。
しかし、実際に応募してみると 「コールセンターに派遣された」「携帯電話の販売業務だった」 など、求人内容と全然違う業務をさせらるけーづ
本記事では「知恵袋でみた未経験OK求人の闇」「詐欺求人の手口」 「怪しい求人の見分け方」を詳しく解説します!
知恵袋でよく見かける「未経験OKのWEBデザイナー求人」の闇

Yahoo!知恵袋を見ると「WEBデザイナーの未経験OK求人」について、以下のような相談を見かけます。
- WEBデザイナー未経験OKの会社に入社したら、訪問販売やコールセンターに配属されそう
- 未経験OKの会社で面接したら、営業力を付けるために、1年間は営業職の派遣されると言われた
- 未経験OKの求人に応募したら、携帯販売やコールセンターの業務で、1年間はコミュニケーションスキルを付けるように言われた
- WEBデザイナーとして採用されたが、別の会社のコールセンターに配属された
このような相談は珍しくなく、同じような内容が数多く投稿されています。
「未経験OK」のWEBデザイナーの求人に応募したにもかかわらず、面接で 「WEBデザイナーも営業力が必要だから、1年間は営業の仕事をしてもらう」 と説明され、営業や接客(携帯販売)、コールセンター業務などに派遣されてしまうケースが増えているそう。
さらに、「1年後にはWEBデザイナーになれる」と説得されたものの、最初の1年間は全くデザイン業務に関われずに契約が終了されるパターンも多いようです。

本当にそんな怪しい求人はあるのか?本当にそんな怪しい求人はあるのか?

気になったので、indeedなどの求人サイトを見てみると、確かに「WEBデザイナー未経験でも可」という求人がありました。
内容を見ると、サイト制作会社や、ECサイトの運営会社など、本当にWEBデザインやサイト制作を行っている会社もありましたが、いくつか怪しい広告もありました。
真相はわかりませんが、かなり怪しそうな会社もありました。。(個人の憶測です。)
詐欺求人の手口!実際は派遣会社!?

indeed(インディード)などに掲載されている「WEBデザイナー未経験OK」「研修制度あり」などの、魅力的な条件で求人広告を出している企業の中には、実際にはWEBデザイナーになれない詐欺求人(WEBデザイナーになれる可能性が低い求人)も多く存在します。
特に、派遣スタッフを集める目的でこうした手口を使う会社が増えているようです。
WEBデザイナー詐欺求人の流れ

詐欺求人は以下のような流れで、WEBデザイナー職を希望する人を集めているようです。
「未経験からWEBデザイナーになれる!」とアピールし、初心者を集める。
研修制度があることで、安心感を与え、応募者を増やす戦略。
(実際に研修があることもあるが、勤務時間外の週末のケースが多い)
「デザイナーとして成功するには営業力も大切」と説得し、営業や接客の仕事をさせるための口実を作る。
本来、デザイナーの仕事は営業と直接関係ないが、それらしい理由をつけて納得させる。
研修という名目で、実際は営業・販売職の派遣先に送り込まれる。
デザイン業務は一切なく、営業活動が中心の業務を任されることになる。
「1年間営業を頑張ればデザイナーになれる」と期待させるが、実際にはデザイン業務を経験する機会はない。
最終的には「自分で勉強しないと厳しい」と言われ、実務経験なしのまま転職活動をすることになる。
(コールセンター、テレアポ、家電販売、携帯電話の販売、訪問販売など)
企業は未経験者を「WEBデザイナー志望」として採用するが、派遣契約のもとで営業職に就かせる。
勤務先はコールセンターや販売業など、WEBデザインとは無関係の仕事がほとんど。
派遣スタッフを集めるための「未経験OK」の詐欺求人がある!

こうした会社は、未経験のWEBデザイナー志望者を集めて、派遣先に送り込むことで利益を得ています。
しかし、1年後にWEBデザイナーとして働ける保証はなく、結局は 勤務時間外に独学でスキルを身につけるしかない というのが現実のようです。
週末に研修を行う企業もあるようですが、あくまでも補助的なもので、実務経験を積むわけではありません。
つまり、「1年間派遣で働けば、WEBデザイナーになれる」というわけではない?という疑問が残ります。
このような詐欺求人に引っかからないためにも、求人内容をしっかり精査し、「実際にWEBデザインの実務ができるのか?」を確認することが大切です。

怪しいWEBデザイナー求人の見分け方

ここまでに紹介した詐欺や悪質な求人広告は、「未経験でもOK」「教育制度あり」「1年後にはWEBデザイナーとしてアサイン」などと謳い、一見すると魅力的な求人に見えることがあります。
誤って怪しい企業に応募しないように、そうした求人の特徴や見極めるポイントを詳しく紹介します。
事前にしっかりチェックして、知恵袋に相談されていたような、悪質な求人に引っ掛からないように注意してください。
「WEBデザインの実務ができるか?」を確認する

WEBデザイナーとして採用されたのに、実際にはデザイン業務がほとんどできないケースがあります。そのため、会社が本当にWEB制作を行っているのか、事前に確認することが重要です。
求人情報だけでは実態が分からないため、企業の公式サイトを確認し、WEB制作が事業として紹介されているかをチェックしましょう。
特に、制作実績(WORKS)が掲載されていれば、デザイン業務がある可能性が高いです。
逆に、実績がなく「WEBデザイナー募集」とだけ記載されている場合は注意が必要です。
- 会社のサイトの事業内容にWEB制作があるか、確認する!
- 制作実績(WORKS)があれば、デザイン業務をしている会社の可能性大!
「未経験でも簡単になれる!」「1年後になれる」というフレーズは危険!

未経験者向けの求人の中には、「簡単になれる」「1年後にはデザイナー」などの魅力的なフレーズで応募を集めるものもあります。
しかし、WEBデザイナーはスキルを積み重ねる仕事であり、短期間で簡単になれるものではありません。
「1年後には確実にデザイナーになれる」と保証している企業には注意が必要です。
実際には、派遣会社が「1年間は別の業務を担当させたい」という意図で求人を出しているケースもあります。
- 「誰でも簡単になれる」のような、ハードルを下げすぎる表現は要注意!
- 「1年間」というのは、実は派遣会社が「1年間は働かせたい」だけの可能性もある。
クチコミやレビューをチェック(SNS・知恵袋など)

応募前に、その企業の評判を調べることも重要です。
転職サイトやSNSには、実際に面接した人や働いた人の、リアルな体験談が投稿されていることが多いです。
まずは、企業名をGoogle検索し、「転職会議」「OpenWork」などの口コミサイトで評価をチェックしましょう。
また、知恵袋やX(Twitter)で検索すると、「求人内容と実態が違った」という体験談が見つかることもあります。同じような求人の相談がないか、チェックしてみましょう。
- 会社名を検索して、転職会議・OpenWorkなどの口コミサイトで評価を確認。
- 知恵袋やX(Twitter)で検索すると、怪しい求人の体験談が見つかることも。
- 「話が違った」「怪しい」という口コミが多い会社は要注意!

派遣会社が絡んでいる求人は要注意

未経験OKのWEBデザイナー募集の求人の中には、実際には派遣会社の求人であり、デザイン業務とは無関係の仕事に回されるケース詐欺の求人もあります。
応募前に、会社の公式サイトを確認し、「人材派遣」の業務内容が含まれていないかをチェックしましょう。
また、面接時には「具体的にどのような業務を担当するのか」「WEBデザインの仕事はどれくらいあるのか」を質問し、詳細を確認することが大切です。
派遣会社の中には、WEBデザインの仕事を適切に紹介してくれる企業もありますが、派遣スタッフを集める目的で求人広告を出しているケースもあるため、十分な注意が必要です。
- 会社のサイトの業務内容に「人材派遣」が含まれていないかチェック。
- 面接で「具体的にどんな仕事をするのか?」を細かく質問する。
- WEBデザイナーをエサにした、派遣スタッフの求人の可能性もあるので注意!
まとめ

「未経験OK」のWEBデザイナー求人の中には、実際にはデザイン業務をほとんど経験できない怪しい求人が含まれていることがあります。
特に、派遣スタッフを集めるための求人や、1年間営業職やコールセンター業務をさせられるケースなど、注意すべきポイントがいくつかあります。
WEBデザイナーの未経験求人を探す際には、次の点をしっかり確認しましょう。
- WEB制作の実務ができるか?
- 会社のサイトにWEB制作の業務案内や、制作実績(WORKS)があるかを確認する
- 「簡単になれる」「1年後にデザイナー」といった甘い言葉に注意
- 甘い言葉ばかりの求人広告には裏があるかも?
- 口コミや評判をチェック。
- 転職サイトやSNSで、会社の評判や求人内容と実態が違わないか調べる
- 派遣会社が関与していないか確認
- 人材派遣が主な業務の会社の場合、WEBデザインとは異なる業務に派遣されることがある
未経験でもOK!のWEBデザイナーの求人には、詐欺のような求人広告があることも。
妥協することなく、確実にスキルや経験をを身につけることができる求人を探しましょう!
求人情報だけで判断せず、事前に会社の実態をしっかりリサーチし、安全な転職を目指しましょう。